2025/07/08 10:21
青海波と七宝。女性も使いやすい、ジュラルミン製・高級名刺入れの魅力とは?
こんにちは。美光技研/MIHIKARIデザイン研磨シリーズより、今回は新作名刺入れ「青海波」と「七宝」のご紹介です。
2025年7月7日より販売開始した本商品は、ジュラルミン素材に美しいカラーアルマイト処理を施し、性別問わずお使いいただける上品な輝きを実現しました。特に、女性にも手に取りやすい「青」や「白金」といったカラーリングにこだわり、フォーマルな場でも目を引く、機能美と芸術性を兼ね備えた逸品となっております。
「高級名刺入れ」の新しいカタチ
ビジネスの現場において、「名刺入れ」はただの収納道具ではありません。
それは“自分らしさ”や“信頼感”を印象づける大切なアイテム。そんな中、私たちは「工業技術を美しく魅せる」ことをテーマに、デザイン研磨とアルマイトの力を組み合わせた“高級名刺入れ”を開発しました。
特に、今回ご紹介する《青海波》と《七宝》は、日本の伝統文様をモダンな金属加工で再解釈したデザインです。柄の美しさはもちろん、光を反射して浮かび上がる繊細なラインは、まさに“機械美”と“伝統美”の融合です。
青海波:穏やかな波がもたらす安心感と優雅さ

「青海波(せいがいは)」は、古来より“未来永劫に続く平穏”を意味する吉祥文様。
私たちはこの文様をスピンラインとデザインヘアラインで表現し、そこに美しい【青色】のカラーアルマイトを重ねることで、さりげなくも印象的な高級名刺入れに仕上げました。
このカラーは、男性的な印象の強い金属の質感にやさしい表情を加えるため、青の中でも柔らかな色味を追求しました。
実際に手に取っていただくと、硬質でありながらどこか親しみのある佇まいに、きっと驚かれるはずです。
もちろん素材はジュラルミン。軽くて丈夫、航空機にも使われるほどの信頼性を誇ります。そこに、電研さんのカラーアルマイト処理を施すことで、従来の名刺入れとは一線を画す高級感を演出しています。
七宝:人とのご縁を大切にするあなたに

「七宝(しっぽう)」は、円が連鎖し無限に続くような柄。人と人とのつながりや、ご縁を象徴すると言われる縁起の良い文様です。
今回の七宝柄では、淡金色のアルマイトカラーを採用。見る角度によって金属本来の輝きが柔らかく変化し、凛とした美しさを感じさせます。女性のビジネスシーンにもすっとなじむ、優雅で品のある佇まいが魅力です。
柄の製作には、高精度のデザイン研磨技術を駆使し、ラインの一つひとつに立体感を与えています。研磨の強弱による陰影で文様が浮かび上がり、まるで光が踊るような仕上がりとなっています。
電研さんの技術が支える、ジュラルミン×カラーアルマイトの可能性
アルマイト処理とは、アルミニウムの表面に酸化皮膜を形成し、耐食性や装飾性を向上させる技術です。
しかし、今回使用している「ジュラルミン」は一般的なアルミと比べて加工が難しく、処理中に発生する“スマット”と呼ばれる不純物の除去には、高度なノウハウが求められます。
その課題に応えてくれたのが、大阪の生野区にある有限会社電研さん。
電研さんはジュラルミン製品のカラーアルマイト処理に豊富な実績があり、ヨーロッパ規格をクリアするほどの技術力を誇ります。また、環境負荷の少ない処理方法を採用しており、持続可能なモノづくりのパートナーとして心から信頼できる企業です。
今回の製品開発でも、柄の繊細さを損なうことなく発色させるために、何度もテストを重ねていただきました。青も白金も、単なる色ではなく、名刺入れの個性そのものを際立たせる重要な要素として、私たちの理想を形にしてくれました。
女性も選びやすい「名刺入れ」を目指して
これまでの金属製名刺入れは、無機質な印象や、男性向けのデザインが多い傾向にありました。しかし私たちは、「色」や「柄」の力で、そのイメージを変えていきたいと考えています。
今回の「青海波」「七宝」では、
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柔らかな色味(青・白金)
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曲線的でやさしい文様
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表面の反射が控えめなマット仕上げ
といった工夫を凝らし、女性にも選びやすくなるようデザインしました。
ビジネスの場で使用する名刺入れとして、気品やセンスを感じさせつつ、自己主張しすぎない“ちょうどよさ”を意識しています。ギフトや転職祝いとしてもおすすめの一品です。
ジュラルミンという素材の魅力
ジュラルミンは、アルミニウムに銅やマグネシウムなどを加えた超軽量・高強度の合金です。航空機や精密機械にも使われるその堅牢さは、名刺入れとしても優れた耐久性を発揮します。
軽量/コンパクトなのでバッグの中でもかさばらず、持った瞬間に伝わる“しっかりとした高級感”は、樹脂製や革製の名刺入れとは一線を画します。さらにカラーアルマイトによって、傷にも強く、長く美しさを保つことができます。
最後に:名刺入れは“会話のきっかけ”にもなる

美しい名刺入れは、時に“会話のきっかけ”になります。
「この柄、珍しいですね」
「金属なのに温かみを感じますね」
そんな声が、商談の緊張をほぐすこともあるでしょう。
私たちMIHIKARIは、ただの道具ではなく、“使いたくなる・見せたくなる・語りたくなる”名刺入れを目指しています。
その第一歩が、この「青海波」と「七宝」です。
どうぞ、あなたの毎日に、少しだけ“光”を添えるアイテムとして、お手に取っていただけたら嬉しいです。
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